脊柱管狭窄症の手術

脊柱管狭窄症の手術についてですが、頚部(頭部)脊柱管狭窄症の手術については別に説明しましたので、ここでは腰部脊柱管狭窄症の手術について説明します。

腰部脊柱管狭窄症の症状と手術の項目で、多くの改良がされ続け、現在は2つの方向性があると記載しましたが、その方向性とは次のようなものです。

1. 椎弓切除を行った後に骨を移植して固定する方法
この方法はさらに改良され、金属製のものを脊椎に打ち込むようになりましたが、固定が強くなった分手術自体が大掛かりになる上にリスクが増すなどの欠点があります。

2. 椎弓切除の範囲を限定し、必要最低限の骨だけを削るという方法
技術的には難しいようですが、手術の侵襲(体の恒常性を乱す)が少なく済み、脊椎の安定も保たれます。

しかし、上記の2つのどちらが良いのか、まだ医師の間でも意見の一致に至っていないようです。

改良前の椎弓切除術では、脊椎と脊椎の間の関節を削る必要がありましたが、この関節は脊椎の安定に重要な役割を持っているため、できるだけ温存しておかなければなりません。高い技術を必要とする顕微鏡を使用した手術をすれば、この関節を温存しつつ神経の圧迫をとることが可能になります。

腰部脊柱管狭窄症についての内視鏡を使った手術も普及してきましたが、高度な技術を必要とするため、経験の多い病院選びが必要となってきます。

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