画像診断で別に述べた造影剤について、注意事項があります。
まずは、造影剤を用いた検査は原則として空腹時に行われますので、食事の制限があるということです。医師から指示がありますので、指示に従いましょう。
造影剤は目的により種類が違いますが、脊柱管狭窄症の場合は静脈から投与するものになると思います。その他のものでは、口や肛門から、動脈から投与するものもありますが、どの場合もより鮮明な画像を撮影したい、造影剤を使用しなければ透過してしまうという場合に使用します。
種類は異なっても、どれも共通して副作用が出る人がいます。副作用の症状としては、吐き気、嘔吐、かゆみ、じんましんなどが出ますが、重いものだと呼吸困難や血圧低下、意識消失、不整脈、けいれんなどが起きる場合があります。
事前にアレルギーテストが行われることがありますが、これはヨード系造影剤というものの使用の場合だけのようですので、どの検査を受けるかによって事前のテストはないかもしれません。
もし事前テストがなかったとしても、以前造影剤で副作用が出たという人、喘息や花粉症、じんましんなどのアレルギーがある人、腎臓病や心臓病の人、妊娠している可能性がある人は事前に申し出ておくようにしましょう。
血管から投与した造影剤は尿として排出されますので、検査後は水分を多めに取った方がいいのですが、アレルギーのある人と同様に水分制限のある人も事前に申し出ておいてください。
上記で述べた副作用の可能性があるため、施設によっては入院して副作用に備える所もあるようですし、入院とまではいかなくても、終了後すぐに帰宅せず、様子を見てからの帰宅になる所もあるようですので、事前に確認しておくと良いでしょう。
人によっては、造影剤を使用した検査の数日後に頭痛、吐き気、かゆみといった副作用が出ることもありますので、そのような場合は速やかに病院に連絡しましょう。
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