脊柱管狭窄症と類似する疾患との区別

神経性の間歇性跛行なのか、血管性の間歇性跛行なのかを見極めるのは、非常に重要だということは別に述べましたが、それではどのように診断されるのでしょうか。

別に書いたことと少し重複する内容もありますが、診断材料としましては、

1. 立位負荷試験(立っているだけで下肢痛が誘発されるかどうか)
2. 姿勢因子(前屈位で下肢痛が軽快する。血管性は姿勢での変化はない)
3. 足背動脈の拍動欠損
4. ふくらはぎに限局した痛み

となります。

脊柱管狭窄症では立位負荷試験と姿勢因子、末梢動脈閉塞症では足背動脈の拍動欠損、ふくらはぎの筋肉に限局した痛みが特徴的で、鑑別に有用です。

最も有用な診断法は、脈波速度による動脈硬化の測定で、血圧脈波検査装置を使って検査します。この検査は、上腕の血圧と足関節上部の血圧を同時に測り、その比率を調べるもので、正常値未満の場合は動脈閉塞病変がほぼ100%存在しています。この血圧脈波検査は、非侵襲的(体の恒常性を乱さない)な検査で簡単ですが、鋭敏に血管の病変を検出します。

神経性の間歇性跛行は整形外科で診断され、温存療法(日常生活の注意、薬物治療、コルセットの使用など)や手術などいろいろな方法がありますが、一方血管性の間歇性跛行は単に下肢の動脈硬化だけでなく、心筋梗塞や脳梗塞のある人も多いので、死亡要因になる場合も多いようです。

下肢の痛みや歩行障害、ふくらはぎの痙攣や筋肉がつって痛む場合は、動脈硬化の検査をして血管性病変のチェックをし、さらに虚血性心疾患や脳血管障害の合併もないかを調べながら、神経性の間歇性跛行との区別をつけることが重要になってきます。

【脊柱管狭窄症の治療に役立つ情報】


hyo2.jpg

■脊柱管狭窄症を手術ではなく自宅で治すには

脊柱管狭窄症は症状が重くなると通常は手術の適用になります。
しかし、高齢な方の場合や、その他の理由で手術ができないことも
ある病気です。手術は身体に大きな負担があり、また高額で、
必ず脊柱管狭窄症を治してくれるわけでもありません。

手術や投薬治療を行わず、また再発しないように
脊柱管狭窄症を根本から治す方法を考えたい方
向けに、
中川式治療法という治療方法を試してみることをお奨めします。

これは、自宅で脊柱管狭窄症の治療を行っていくというもので、
とある有名な先生が書かれた特別な治療法です。

>中川式治療法の続きはこちらから

Copyright © 2007 脊柱管狭窄症の治療事典. All rights reserved