頚部(頭部)脊柱管狭窄症の症状と手術

頚部(頭部)脊柱管狭窄症の症状としては、両手のしびれ、指先での細かい作業ができない、階段の上り下りが不安定などの歩行障害があり、悪化すると排尿障害、手足の麻痺、知覚障害となります。

非常に大事な臓器がたくさんあるため、もし手術となったら不安もあることと思います。採骨術をし、顕微鏡も用いない手術もありますが、この方法は手術自体とともに、術後の痛みなどで患者本人に負担がかかり、入院期間も長くなります。その上、顕微鏡を用いないので、神経を損傷する恐れがあります。

ということは、必然的に、採骨術もなく顕微鏡を用いた方法が良いということになります。こちらの方法ですと、何日も寝たきりにならず、手術翌日から歩行も可能な上に、首の固定をする必要もありません。合併症さえなければ、2~3日後には外食に出かけることも可能です。退院後の日常生活の制限もありません。

ただ、現時点ではこの方法を施せる医師が不足していますので、ご希望の方はこの方法をできる医師がいるかどうかを確認した方が良いでしょう。

後遺症についてですが、脊柱管の狭窄による脊髄や神経の圧迫がひどい場合、脊髄や神経が一部回復できなくなっている時があります。そのような場合はしびれ、痙性麻痺が残ります。

その他には持病が悪化したり、高齢者の場合は痴呆が出たり、肺炎や膀胱炎等の併発、床ずれなどになる場合があります。

脊柱管を狭窄している頚椎はすでに変形しているので、これをもとの健康な状態に戻す方法はありません。手術により、すぐにではなくても症状のなくなる人もいますが、その確立は100%ではありません。従って、頚部(頭部)脊柱管狭窄症だけでなく、腰部脊柱管狭窄症に関してもですが、手術の意味は、脊髄や神経の症状を軽くするものだと考えておいた方が良いでしょう。

ですので、すでに手術をした部分やそれ以外の脊椎が、その後脊柱管狭窄症になったりする可能性もあり、場合によっては再度治療や手術が必要になることがあります。

スポンサードリンク

腰痛対策・お勧め情報

Copyright © 2007 脊柱管狭窄症の治療事典. All rights reserved